刊行にあたり ―温故知新を大切に―                会長 神原 幸雄

 このたび、つぼう郷土史研究会創立25周年を記念して、『総集編ふるさとだより』と題して、 『居心地の良いわが町、わが里。』を、内藤快範氏の物心両面に亘る、 ご努力と郷土愛に満ちた情熱により、発刊する運びとなりました。
 創立以来、地域文化の担い手としてご活躍された諸先輩の方々も、お亡くなりになられたり、 或いは健康上などの事情により退かれまして、淋しくなりましたが、新入会員の方々も多数おられ、 温故知新の精神は引き継がれ、郷土の発展のために活躍されています。
 今度発刊された総集編は、此の新・旧の移り変わりと時の流れを見つめ直し、 今を生きる我々に深い感銘を与えてくれるものと思います。
 特に平成3年7月発刊の『坪生がわかる写真館』を必見の上、 皆さん自身の想い出と重ね合わせながら、語り続けて頂ければ幸いです。
 今後益々研修を重ね、地域文化の発展向上のため、皆さんと共に努力したいと念願しております。 会員の皆さんはもとより、学区民、賛助会員の皆さん方の、限りなきご支援、 ご協力をお願いする次第です。