神原真志さん、ガッチリ受け継ぐ

 4月11日付中国新聞選挙特報は、「福山市議、40人決まる」の大見出し、脇見出しで「新任10人が当選」と報じた。神原孝已さんの後継者として立候補したわれらが真志さん(51)は、無所属新 3373票の得票で30位。51歳からの思い切った転身を経て、見事継承の責任を果たされたといえる。
 同氏に聞くと、「地元大門高校を卒業後、香川大学経済学部を経て朝日生命保険相互会社に就職。東京、久留米、高松、大阪、三重、四日市、宮崎、鹿児島、埼玉、岡山と転勤の連続でした。昨年末に朝日生命保険を退社、2月ごろから中学・高校の同窓会名簿を頼りに訪ね歩きました。地元坪生の有力者の皆さんのおかげで当選させていただきましたが、新米議員として毎日お茶くみからやらせてもらってます」と、殊勝な新人ぶりを紹介してくれた。
 命の洗濯息抜きは、「海の魚釣りとカープです」とか。「無所属ですが、自民党の最大会派ですので、各種会合、落成式などいろんな行事が入ってきます。」と、多忙な日々の様子を語ってくれた。

福山市東防火協会会長に、掛谷賢次さん

 諸種回覧の中から『福山市東防火協会会長・掛谷賢次』さんのお名前を発見したのは、平成27年12月頃だったか。
 福山東防火協会は、福山市東部の大津野・春日・坪生・引野・伊勢丘・緑丘・旭丘・長浜・野々浜・幕山・日吉台・大谷台、計12学区を対象にしているのである。
 わが坪生学区からは、初代会長の橋本定一さん(昭和50年〜同52年)、五代会長の掛谷節夫さん(平成元年から同五年)、そして七代目会長の橋本精二さん(平成11年〜同15年)を選出しており、掛谷賢次さんは平成27年4月からで、十代目の会長さんに当たるという。
 119番通報で、「はい、火事ですか、救急ですか」と答える場所は、福山南消防署に本部がある『福山地区消防組合通信指令室」なのである。福山地区消防組合は、県東部2市1町(福山市、府中市、神石高原町)を管轄している。これは、消防局を中心に8つの消防署、1つの分署、6つの出張所があり、550人の職員(地方公務員)が勤務している。
 一方、各地域の防災の第一線を担うのは、それぞれの市町で組織している消防団の団員(特別職の地方公務員)であり、日常はそれぞれが仕事を持ちながら、自らの郷土は自らが守るという使命感に燃えながら、訓練に励んでいらっしゃる。
 因みに、坪生消防団の団員は41名であるが、福山市消防団(第一方面隊〜第八方面隊、全団員数は3000人)の機構上、坪生消防団は第一方面隊に属し、山野・広瀬・加茂・千田・御幸・蔵王・春日・引野・大津野・そして坪生と、広域ににらみをきかせていらっしゃることに、驚くのである。
 で、福山市東防火協会さんは普段、消火活動のために立ち働いていらっしゃるのではなく、防火・防災運動を啓発していらっしゃるのである。
 協会の推進テーマが、「街ぐるみ家族ぐるみで 防火の輪」が示すように、初期消火技術の向上、防災リーダーの育成、応急処置技術の普及など、地域に密着した活動に励んでくださっていたのである。

フラダンス「マリンブルー坪生」が、はや11年

 坪生公民館に拠点を置くグループ・サークルは、なんと39もあった。3B体操、太極拳、健康体操、ピンポン、ヨガサークル、空手道など、体育系が10サークルと最も多いが、さて、フラダンスは何系に属するのか。第1、第3の木曜日、19時から21時30分まで、ゆったりとした音色に合わせ、ゆらゆらと体全身を使って、そういえば衣装も思い切りゆったりめである。会発足から11年、メンバーも16人がそのまま。ずっと会長を務めてこられた尾熊設備の奥さん、尾熊タマキさんに、フラダンスとの出会いを尋ねてみた。『JA女性部の会長を務めていた時、研修旅行でハワイに行く機会があり、フラダンスに触れたのがきっかけです。常にはだしなのは、大地からパワーをいただき、神様と向かい合って、全身を使って、神秘的に表現します。会のモットーも、「人にやさしく、お互いに喜び合って」ですから、居心地がいいんです』と、話して下さった。

17連覇も夢ではない    坪生学区体協

 平成27年度で16連覇を達成した坪生学区体協は、会長も澤田修次さんから神原幸治さんにバトンタッチされた。『9月のバドミントンが終われば、結果が出ますが、多分17連覇は大丈夫でしょう』と、前会長。
 もっとも、澤田前会長さんは、福山市体協の副会長として業務執行理事であり、生涯スポーツ委員会の委員長という重要な役に昇格されたようである。

中山牧場ハート坪生店に、買い物便ニューフェイス登場

 昨平成27年6月、坪生に開店した大型スーパーの買い物便が好評である。今年五月に入って、同店の東側駐車場に出現したマイクロバス型、明るい緑色ボディーに『ハート買い物便』と大書したニューフェイスが出現した。早速同店に電話してみた。『車両は、私どもの持ち物です。運転はバス会社に委託して、毎週火曜日と土曜日の午前中、5往復循環してもらってます。むろん無料です』と、明快な答えが返ってきた。聞くところによると、ハート6店舗の中で、坪生店は万バー3に入っているのだとか。
 買い物便、或は買い物お届け便が走り回ってくれれば、里山に囲まれた坪生盆地は、さらに居心地が良くなること間違いない。

金尾富士子さん、一席を獲得!

 このところの中国新聞は、交流試合最終版、広島カープの逆転3連勝で紙面が連日湧きかえっている。ところがである、6/19付け日曜日の『読者の写真』欄をめくって驚いた。紙面の4分の1を占める、どでかいカラー写真で、飾り牛の背中に無理やり乗せられた赤ちゃんが大泣きしている。介添えのオジサンのやさし気な笑顔が対照的。なんと、1108点の応募作品の1席、『こわい〜!』と題した、福山市坪生町 金尾富士子さんが、顔写真・談話入りで紹介されている。「この欄に応募しだして、もう15年位になります。2席が2回、3席の盾はたくさん貰いましたが、1席は今回初めてです。5月終わり頃、主人と北広島町まで出かけて撮りました」と、弾むように話して下さった。

JFE西日本チームに、声援を

 6月25日付毎日新聞は、『頑張りぃや〜!!JFE西日本』との見出しで、第87回都市対抗野球大会に出場する地元チームへの応援メッセージを募り、その日に郵便投函で応じたわれらが会員宮川義胤(87)の力強いメッセージを掲載した。『代表だけでは物足りぬ、勝って勝って黒獅子を』 (福山市東陽台1丁目  鋼管OB 宮川義胤さん。)
 都市対抗野球は、7/15から12日間、東京ドームで開催される。
 この都市対抗野球について、地元中国新聞は、7/13特集紙面を組んでいる。羽田市長は同紙の取材に対して、「5年連続9回目の本大会出場、おめでとう。福山市の代表として、伝統の鋼(はがね)精神で東京ドームにJFE旋風を巻き起こしていただきたい」と、エールを送っていらっしゃった。この大会、JFE西日本の最高成績は、平成20年のベスト8という。

新入会員 4人を迎える。

  掛谷 泰弘さん    (江戸野)
  吉本 軒一郎さん  (中山)
  神原 真志さん    (葉座)
  徳永 修一さん    (東池)

公民館サークル『坪生おしゃべりサロン』 学区ふれあいサロンがスタート

 もう入る余地なし状態の公民館サークルと思われていたが、8/26(金)を皮切りに、『坪生おしゃべりサロン』がスタートする。声を掛け合っているボランティア8人が発起人となって、代表者川久保智恵美さん(現福山東部市民大学事務局)。
 『独り住まいの高齢者を中心に”閉じこもらない”を合言葉に、おしゃれに明るくをモットーに掲げます。第4金曜日、午前10時から14時までの4時間と決めてます。会費はせいぜい100円。軽いお菓子と飲み物を囲んで、おしゃべりを楽しみます』と、女性ならではの暖かさを感じ取るとることができた。

後世に残したい景観百選、決まる

 福山市制100周年を記念する様々な行事、展示会が展開され、7月1日が記念日当日とあって、リーデンローズでは、市主催の式典が盛大に開かれたと、地元各紙が報じた。
 『後世に残したい景観100選』は、平成27年後半の半年間で公募。212人から472件の応募があった中から、1次、2次の審査を通じて選定してきたようである。私自身も、坪生公民館の窓口で応募カードに記入しながら、郷土史研究会月例会で時間をもらって説明し、団体応募の方法を痛切に思いながら、なにもなし得なかった。「坪生たずね歩きガイドマップ」を発刊して30年。すべてに写真を貼り付けて108ポイント。こんなに素敵なところがありますヨ、と強調してきたつもりである。市政100周年の肝心なところで、ポーッとしていたわけである。

明王院庭園には及びませんが、西楽寺境内がこのところすっかり若返りつつあります。

 かつては、お寺境内の庭園に連なる裏山であった所を、県北から取り寄せた岩を組み合わせて、回遊式境内として大掛かりな整備を手掛けたのは、坪生町山の奥の錦司園(故瀬良哲司さん)であった。引き継いで千田町の藤井造園さんが、約20年。そして昨年末から、井原市芳井町の芳花園さん(橋本槙也さん)が、若い力を存分に発揮されている。しっかり刈り込み、木の幹を際立たせ、奥側の樹木との立体感を大切にするという手法である。たとえば、完全に周わり枝葉に覆われていた十三重の石塔が、六月末にはすぐそこに現われ、しかも水圧研磨済み。相当の思い切った伐採の跡から、人間による管理の大切さが実見できるのである。五から六月の二か月間、目いっぱい(常に3,4人)の作業であった。
 今なら、『後世に残したい景観百選』の、上位入選間違いないのになぁとは、あとの祭りのグチである。

県史協福山地方大会、今年は神辺を拠点に「つぼう」と「福山城」で実施

 毎年、県内4地区持ち回りで開催されている本大会。今年は、福山市神辺文化センターを拠点に行われる。以下は、当日の進行スケジュールであるが、会場担当、駐車場担当、写真担当に坪生から40人の動員を要請されており、「ゼヒ日程表に書き込んでほしい」との掛谷典人会長からのお願いなのである。
 ▲出発    11月12日(土)8時坪生出発
 ▲就業    福山市神辺文化センター
 ▲テーマ   「神辺の町の成り立ち」
   ・8時30分   会場準備
   ・9時30分   受付開始
   ・10時00分  開会式
   ・10時40分  基調講演 「神辺町の成り立ち」 佐藤昭嗣先生
   ・11時50分  活動紹介 「つぼう郷土史研究会の総合学習の取り組み」 掛谷泰彦副会長
   ・12時15分  昼食
   ・13時00分  臨地研修
              ☆Aコース(徒歩)   神辺本陣、廉塾並びに菅茶山旧宅
              ☆Bコース(バス)   菅茶山記念館、備後国分寺跡、堂々川砂留
   ・15時45分  解散
        (内藤快範)