◆坪生地内の碑を読む
(時代を問わず、あらゆるものを記録する。読みづらいものは十一月二十四日の
拓本入門講座の成果を発揮したい)
◆歴史的民具資料の保存状況調べと収集
(保存状況カードづくりは、徐々に進んでいる。問題は、その先の収集活動への発展である。
仮設収蔵庫=プレハブ=だけでも何とかならないか、会員一同頭をかかえている)
◆語りつぎの記録
(お年寄りとは、人生の練達者。すなわち、あらゆる意味で練りあげられた¢カ在である。
当面、八十才代との面談、記録が急がれる。因みに昨年は、桑田嘉市さん。
金尾菊治さん、内山周文さん、土井こりうさんと、長時間面談、収録した)
◆「方言ことわざ」の収録
(『神森さんの山に雲がかかりゃあ雨じゃ』など、身近な教訓から迷信とおぼしきものまで、
そして、独自の方言を記録する)
◆村境を歩く
(旧坪生村の村境を歩くたずね歩き健脚向難路版=B来春一月二日午前九時、坪生公民館発。
装備、食糧その他自己責任。この件の問い合わせは掛谷常雄まで。電48・2551)。
○坪生盆地はいま、山陽自動車道建設の活気に満ちています。本格工事の前段とは申せ、
この工事のブルドーザー、ダンプカーのエンジン音は、昭和六十二年の完成まで続きます。
完成後の、コンクリートの大河を包む緑の堤を、いかに文化の味方として、とり込め≠驍ゥ。
のちのち『昭和五十八年ごろの坪生より緑や花に満ち、ずっと良くなった』といえる、
新しい坪生盆地の環境プランづくりがいま必要ではないでしょうか。
○その地方独特の、風俗、情緒をローカル・カラー、すなわち郷土色と申します。
私たちは、郷土史を学ぶことを通じて、この地方独特のカラーを再評価し、
発展させていきたいと考えています。
○秋まつり≠ノ間に合わせる創刊号の発刊予定が、とうとう師走(十二月)となり、
いささか怠慢の結晶のようになりました。多少の費用がかかっても、
創刊号だけは町内全戸配布が、発足いらいの恩返し、と話し合っています。