紀州高野山の御影堂(みえどう)前の“弘法師の三股(さんこ)の松”と同種のもの。 坪生町中山に在住の吉本正男さん(明治41年生まれ)は、 「神森さんの参道を造ったんが、アシの小学校2、3年頃。へーじゃけェ 大正2、3年頃じゃった。 珍しい松じゃ言うて、当時村有林じゃった黒坂から移植した。 まんだ50センチ位のもんじゃったがのー」と、記憶をたどって下さった。