地蔵堂。昭和55年まで、わら葺きのお堂があり、江戸時代の憩亭(いこいてい=旅人の休憩所)のおもかげがあったが、 今は、新設のターミナルに埋め込まれた刻字が、名残りをとどめるのみである。 道路拡張に伴い移転を余儀された石佛群は、現在、西楽寺鐘楼堂上に再建されたお堂に、 やすらぎの場を得ていらっしゃる。