年1回の例祭もなく、忘れ去られるばかりの神さまである。昔から、 祠(ほこら)もなく、モロ木にお札を貼りつけ、 その枝には旅人の欠かせない草鞋(わらじ)を掛けていた(吉本正男氏談)という。 同氏の話では、カゼひきを直す神さんだった、とも伝えている。 社地として、2間角の土地がある。