大塚の荒神さん、地神さん

 荒びすさぶ神・火の神として祀られるが、同族神、地域神の性格が強く、 また牛馬の守護神としての側面もある。
 「坪生の7荒神半」と言われるが、社地が岡山県側にあった井ノ木の荒神さんを「半」と称する。 こらら8荒神のうち、もっとも氏子の多いのがこの大塚荒神さん。山陽高速道の坪生縦断で、 歴史ある地から200メートル程東へ引っ越した。
 昭和2年著「坪生村郷土史」には、『坪生最古の荒神社。附近に蓮宝寺の寺跡あり、 その附近に大塚あり、このところに大倉屋敷あり。この屋敷は、坪生荘の役所の跡と思われる』 と記している。
 古記録には、「土居(どい)荒神」とも記す。

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