佛伝(ぶつでん)寺のだいせんさん、八幡さん

 「だいせんさん」は、ここのほか東池平、江戸野、仁井にも祀られているが、 いわゆる“牛神(うしがみ)さま”。牛の守護神で、正しくは 「大山智明権現(だいせんちみょうごんげん)。年始に各戸に配る、 西楽寺発行の木版のお札「牛王札(ごおうふだ)」のお社(やしろ)である。 牛の守り神であるとともに、五穀守護の守り札である。その版木裏に、 承応2年(1653)の刻字があり、その歴史も340年を越える。
 並ぶ右側の社は、八幡さま。『渡辺家先祖の地頭が祀る』(昭和2年著「坪生村郷土史」)と伝える。
 同記録はまた、この地「佛伝寺」について『塚多く、百年前、曲玉・つぼ・いんべ等発掘さる』 と、記してある。
 「佛伝寺」のあざ名の由来は、不明。

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