清水山の龍王さん、石鎚(いしづち)さん
頂上の字名(あざな)を清水丸と呼ぶ。古記録には「龍王山」と書いたものもある。
雲をおこし、雨を降らせる神力をもつのが龍王さん。祠(ほこら)の下に小さな壷(つぼ)が
置いてあり、たまった雨水をイボにつけるとコロリととれる、と言われている。
石鎚さんは、修験信仰の中心である蔵王権現を祀る。
昭和2年「坪生村郷土史」に、『清水山、新中八幡社の神主が居住した」と記す。
時代は全く不明ながら、この神主はのち『清水山・大量院の神原氏に』の推測が成り立つ。