正覚院跡(しょうがくいんあと)

 『鎌倉時代にはいり、宗家(そうけ)・坪生氏をしのぐ財力を擁するに至った 陶山勘兵衛(すやまかんべえ)は、坪生氏の菩提院・西楽寺を再興した。 翌弘安5年(1282)、陶山氏の香火院として正覚寺を創建した』と記す、由緒ある寺院跡(あと)。 真言宗。
 昭和13年1月19日焼失、間もなく西楽寺と合併。
 近辺には、寺前、寺奥、寺池などの字(あざ)名があり、その昔がしのばれる。

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