正覚院の八幡(はちまん)さん
神功(じんぐう)皇后、応神天王母子を祭神とする武神。平安初期から、
伊勢神宮と並び国家的色彩をおびてきた。仏教と習合し、
「八幡大菩薩」(僧形のご神体)の名で親しまれ、全国神社の半数を占めてきた。
年1回、10月の初めの日曜日が祭日。
昭和2年の「坪生村郷土史」には、『正覚院に八幡宮の小宮あり。 源氏の家来、地頭阪田家が祀る』と書き、正覚院の規模の大きさと共に、由緒を伝えている。
現在では、(正覚院)の荒神さんと(正覚院)の八幡さんは4月、10月の最後の日曜日が年2回の祭日である。