清水山(しみずさん) 大量院(だいりょういん)

 (個人住居地のため標識なし)  寛政9年(1797)8月創建、間もなく焼失す、と古記録に記す。
 天台宗寺門派で、特定の檀家は少なく、主として近隣家庭のご祈?小作法(家祈?(やぎとう)など)を、 ご当主先代(法眼徳明和尚=5代)までつとめておられた。現在の堂は、昭和48年再建のもの。
 本尊、不動明王。
 昭和2年の「坪生村郷土史」に、『清水山 新中八幡の神主が居住した』と記す点から、 山号と清水山の関連は濃いと思われる。

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