しろやまのおいなりさん

 稲荷信仰の本源は伏見。古くは稲を象徴する農耕神。平安時代に真言密教と習合し、 狐に乗るダキニ天と本迹関係を結ぶ。武家や商家の屋敷神として勧請されることが多いが、 現在は殖産興業の守護神として全国に祀られている。
 昭和2年「坪生村郷土史」は、『大量院神原采女(うねめ)、帰農し、西山の城跡に。 現在は最上稲荷を祭る』と記している。

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